監視サーバーが稼働しているか確認するための設定を行います。
稼働確認メールが1時間に1回来るようにします。
<当記事>
・長いけど内容的にはこの記事と大体同じです
『3.Zabbix死活監視設定』
・この記事内の7本目になります
『【Zabbix】ネットワーク監視構築デモ【AWS】』
・この記事の次になります
『4-3.Zabbix障害通知テスト』
1.ホスト設定
①ホストグループの作成
◎「ホストグループ」メイン画面
「設定」>「ホストグループ」タブ
「ホストグループの作成」を押します。
<ホストグループ>
・「グループ名」:任意(例:定期送信)
青塗りの「追加」を押します。
②ホストの作成
◎「ホスト」メイン画面
「設定」>「ホスト」タブ
「ホストの作成」を押します。
◎「ホスト」画面
「設定」>「ホスト」>「ホスト」タブ
<ホスト>
・「ホスト名」:任意(例:Hourly mail)を入力
・「グループ」:「選択」を押し、作成したホストグループ(例:定期送信)を選択
・「エージェントのインターフェイス」
「IPアドレス」:「127.0.0.1」
最後に一番下の青塗りの「追加」ボタンを押します。
③テンプレートのリンク
◎「テンプレート」画面
「設定」>「ホスト」>作成したホスト>「テンプレート」タブ
作成したホストにPingのテンプレートをリンクします。
<テンプレート>
・「新規テンプレートをリンク」:「ping」と打ち「Template Module ICMP Ping」を選択
「更新」を押せば、ホストにテンプレートがリンクされます。
2.ユーザー設定
①ユーザーグループの作成
◎「ユーザーグループ」メイン画面
「管理」>「ユーザーグループ」
「ユーザーグループの作成」を押します。
◎「ユーザーグループ」画面
「管理」>「ユーザーグループ」>「ユーザーグループ」タブ
<ユーザーグループ>
・「グループ名」:任意(例:定期送信)
・「ユーザー」:空欄(ユーザー作成後に選択)
◎「権限」画面
「管理」>「ユーザーグループ」>「権限」タブ
<権限>
・「ホストグループ:「選択」を押し、作成したホストグループ(例:定期送信)を押す
・右側に出る囲み:「表示/設定」を選択
最後に青塗りの「追加」を押します。
②ユーザーの作成
◎「ユーザー」メイン画面
「管理」>「ユーザー」
「ユーザーの作成」を押します。
◎「ユーザー」画面
「管理」>「ユーザー」>「ユーザー」タブ
<ユーザー>
・「エイリアス」:任意(例:定期送信)
・「グループ」:作成したユーザーグループ(例:定期送信)を選択
・「パスワード」:任意の文字列
青塗りの「追加」を押します。
◎「メディア」画面
「管理」>「ユーザー」>「メディア」タブ
<メディア>
・「追加」:押してポップアップ画面を出す
・「タイプ」:作成したタイプ(例:Email)を選択
・「送信先」:自分のメールアドレス
最後に、青塗りの「追加」を押します。
3.アイテム設定
①アイテムの作成
◎「ホスト」画面
「設定」>「ホスト」
作成したホスト(例:Hourly mail)の「アイテム」をクリックします。
「アイテム」のメイン画面が開きます。
◎「アイテム」メイン画面
「アイテムの作成」を押すと、アイテム設定の画面になります。
◎「アイテム」画面
「設定」>「ホスト」>「アイテム」>「アイテム」タブ
<アイテム設定>
・「名前」:任意(例:Ping 127.0.0.1)
・「タイプ」:「シンプルチェック」
・「キー」:
「icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500]」
・「監視間隔」:「0」
・「監視間隔のカスタマイズ」
「タイプ」:「定期設定」
「監視間隔」:「s0」
・「ヒストリの保存期間」:「1w」
最後に一番下の青塗りの「追加」ボタンを押します。
これでトリガーを作成できるようになります。
4.トリガー設定
トリガーの作成
◎「トリガー」メイン画面
「設定」>「ホスト」>作成したホスト(例:Hourly mail)
「トリガーの作成」を押します。
◎「トリガー」画面
「設定」>「ホスト」>作成したホスト>「トリガー」>「トリガー」タブ
<トリガー>
・「名前」:「Check the monitoring seiver is running 0」
青塗りの「追加」を押す
・同様に1つずつ「 〃 23」まで作成する
※条件式
・トリガーの条件式として0〜23まで作成
・下の0〜2の例のように4か所ずつ修正
・0
({Hourly mail:icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500].time()}=000000 or {Hourly mail:icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500].time()}=000001 or
{Hourly mail:icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500].time()}=000002 or
{Hourly mail:icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500].time()}=000003)=1
・1
({Hourly mail:icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500].time()}=010000 or {Hourly mail:icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500].time()}=010001 or
{Hourly mail:icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500].time()}=010002 or
{Hourly mail:icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500].time()}=010003)=1
・2
({Hourly mail:icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500].time()}=020000 or {Hourly mail:icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500].time()}=020001 or
{Hourly mail:icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500].time()}=020002 or
{Hourly mail:icmpping[{HOST.CONN},3,1000,68,500].time()}=020003)=1
これで「アクション」の設定でトリガーを選択できるようになります。
5.アクション設定
①アクション
◎「アクション」メイン画面
「設定」>「アクション」
「アクションの作成」を押します。
◎「アクション」画面
「設定」>「アクション」>「アクション」タブ
<アクション>
・「名前」:任意(例:監視サーバー稼働確認)
・「新規条件」:「トリガー」「等しい」を選び、ポップアップを開く
・「グループ」:作成したグループ名(例:定期送信)を選択
「Check the monitoring seiver is running 0」を押す
「選択」を押す
「Check the monitoring seiver is running 1」を押す
「選択」を押す
→同様に、「2」〜「23」まで追加する
最後に青塗りの「追加」を押します。
②実行内容
◎「実行内容」画面
「管理」>「アクション」>「実行内容」タブ
<実行内容>
・「デフォルトのアクション実行ステップの間隔」:「60s」
・「デフォルトの件名」:任意
例)【定時実行】監視サーバ稼働確認メール
・「デフォルトのメッセージ」:任意
例)監視サーバは正常に稼働しています。
・「実行内容」の「新規」を押し「実行内容の詳細」を開く
・「ユーザーグループに送信」:作成したユーザーグループ(例:定期送信)
・「次のメディアのみ使用」:作成したメディアタイプ(例:Email)
枠内の「追加」を押します。
最後に青塗りの「追加」を押します。
これで、この記事で必要な設定は終わりです。
6.メール確認
「監視サーバー稼働確認メール」が届いているか確認します。
9:00や18:00などピッタリの時間に届く設定をしています。
Gmailを開くとメールが届いていました。
なお、監視サーバーの停止時や障害時はこのメールは来なくなります。
これで、監視サーバー稼働確認メールの設定まで完了です。
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◎【Zabbix】ネットワーク監視構築デモ【AWS】
・ZabbixをAWSに導入する手順の記事一覧ページ
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